奄美大島の最西端の集落「西古見」へ週末トリップ!

私がフォトライターとして毎月記事を書かせて頂いてる「あまみっけ。」という奄美の観光サイトで以前、西古見の事を書いた。
【夕陽を見るまえにあの人に会いに行こう。西古見に来たら一度は訪れたい「加商店」】http://amamikke.com/2914/
記事執筆のため取材で初めて行った西古見集落で初めて出会った集落の人「加 早苗」さん。

「加商店」というこじんまりとしたシマならではの商店をきりもりする女性。
その商店に行った際、たくさんのお話を聞かせてくれた。西古見のこと、夕日のこと、暮らしぶりや詩の朗読など。
本当に明るくておちゃめな方で話を聞いているこちらが元気になれる、そんな方。
すっかり大好きになってしまった。
ある日新聞を見ていると早苗さんが載っていた。なんと詩集を発刊されたとのこと!
南海日日新聞さんの記事
早苗さんが書く詩の、大ファンな私はさっそく週末に西古見へ会いに行った。私の住んでる場所から西古見へ行くのにかかる時間は約2時間半。
本当は郵便で届けてもらった方が安上がりなのかもけれど、どうしても早苗さんの手から受け取りたかった。

最果てのシマ西古見に到着。石垣がやっぱり立派。この景色大好き。

▲加 早苗さんと私。
さっそく早苗さんのいる「加商店」へ。
相変わらず元気そうでなにより。この顔が見たかったの。落ち着くなぁ。

これが発売された詩集「捨てた集落(シマ)」。西古見名物三連立神が表紙だ。
タイトルにびっくりしたが、なぜそのタイトルになったか中身を読んだらわかった。詩集の中から詩を朗読してくれた。
早苗さんの書く詩は、おちゃめで可愛いい早苗さんの人柄が出ているものもあれば、西古見の集落風景と同じでどこか哀愁が漂っている雰囲気の詩もあってとても面白い。

久しぶりの再会で話も弾んだ後は西古見集落をお散歩。
石垣の間にベンチが。腰を下ろしボーーーっとする。

西古見にはもう一つ「よいすら」という商店がある。この時は誰も居なかったが、ここの店主さんともいつかお話ししてみたいな。

この日は昨日まで寒かったのが嘘みたいに暑く、天気もすごく良かった。やっぱシマの天気は良く分からない。
西古見海岸の桟橋でまたぼーっとしているとなんだか無性に泳ぎたくなり、何も準備していなかったけれど後先考えず泳ぐことにした。

▲友達に撮ってもらった一枚。三連立神と一緒に。髪が長くなったらこんな写真撮りたいと思っていた。夢がかなった(嬉)
海の中は少し水温が低かったが気持ちが良かった。光が反射している水面に風が吹くと、キラキラとした風の形が見えて、まるで魔法みたいだな、と思いながら、眩しい太陽に向かって体を仰向けにし、プカプカ泳いだ。身体中に海水が滲みわたり、心までとろけそうだった。
いざ上がってみるとタオルが無い 笑。
防波堤に横たわり暖かいコンクリートの上でゴロゴロしながら体を乾かす。するとあっという間に体が乾いた。それほど暑かったこの日。

「帰るときうちに寄ってね」と早苗さんが言っていたので、最後にご挨拶。

「これもっていきなさい」と渡されたのはポカリ。そのポカリを飲みながら早苗さんと、旦那さんと石垣の前のベンチで少しお話。
ああ、癒される…。

そして別れのとき。
「タオルふってお見送りするわね」

別れを惜しみながら車をゆっくり走らせる。
やっぱり中々行く機会がないから次はいつ来れるだろうという気持ちで胸がいっぱいになり、さみしくなる。
あーさみしいよう。でも必ずまた会いにいくから待っててね。
早苗さんに会えたのと、西古見の自然に癒された休日でした♡
この記事へのコメント
今月末、10年ぶりに奄美の西古見に行きます 亡くなった親父のふるさと訪問です
ブログを見て、今からワクワクしています ありがとうございます
ブログを見て、今からワクワクしています ありがとうございます
Posted by 宮内 一彦 at 2018年10月02日 12:11
コメントありがとうございます。
そうなんですね〜!!
西古見遠くてなかなか行く機会がありませんが、とても好きです。
少しずつ、今に合わせて集落のなかも変わっていってるとは思いますが、あの三連立神だけは昔もこれからもずーーっと変わらないんだなぁと思うととてもホッとします。
そうなんですね〜!!
西古見遠くてなかなか行く機会がありませんが、とても好きです。
少しずつ、今に合わせて集落のなかも変わっていってるとは思いますが、あの三連立神だけは昔もこれからもずーーっと変わらないんだなぁと思うととてもホッとします。
Posted by トヨヤマ コトネ
at 2018年10月20日 00:29
